新しい料金プランは、ゴールドプラン、ブループラン、オレンジプランの3つの系統に分けられる。ゴールドプランはソフトバンクのオリジナル料金プラン。ソフトバンク携帯間の通話とSMS(ショートメール)が無料で、基本料金は月9600円(税別)。携帯電話では初めての通話料定額プランだ。
ブループランはNTTドコモの料金プランとほぼ同様の内容で、基本料金がドコモよりも200円安い。オレンジプランは、auの料金プランとほぼ同様の内容で、基本料金がauよりも200円安い。ブループランとオレンジプランで、業界一位と二位に挑戦状をたたきつけた格好だ。
10月26日から、ソフトバンク大創業祭と銘打って、キャンペーンが始まる。ゴールドプラン加入者は初年度から基本使用量が70%引き、番号ポータビリティ制を利用して他の携帯電話会社から移る場合には、現在加入している会社の利用年数をそのまま引き継いで、ソフトバンクでの長期割引が適用されるなど、孫社長の面目躍如といったところか。
ソフトバンクは、スーパーボーナスの導入で、ドタバタとしていた。新しいプランが始まったのに、総合カタログにもホームページにも説明が書かれてなく、利用客は店頭で説明を受けるしかなかった。しかも、販売店にまで連絡が徹底しておらず、店舗によって対応が分かれるなどの不手際もあった。
新たな料金プランは、番号ポータビリティ制の導入開始前夜になんとか間に合った様子だ。